ケンオーのblog

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医療保険はいるのか?【個人的見解】

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こんにちは!ケンオーです。

 

みなさんは、医療保険は加入していますか??

 

昨今SNS等で保険が不要かどうか議論されていますが、みなさんは保険必要ですか?

いざとなった時の備えの医療保険

どちらが正しいかは置いといてそれぞれの意見、個人的見解を述べたいと思います。

 

医療保険不要派

  1. 高額療養費制度がある
  2. 自己負担が3割で済む
  3. いざとなった時貯蓄で賄う
 
1.高額療養費制度

例えば、私がガンになりました。一か月入院して手術を何回も受けて抗がん剤の薬を何度も服用して医療費が100万円かかりました。

支払い額は国の医療制度で3割負担の30万円ですとはならず、この高額療養費制度が適用されます。

この制度は支払う限度額が収入によって違いますが、MAX8万〜10万円程の支払いで済む制度です。

なので、月の最大出費は10万円くらいで済むので医療保険に入って月数千円払うくらいならこの制度を利用した方がいいという意見があります。

 

2.自己負担が3割で済む

日本は社会保障が充実しており、医療費の7割が国が負担してくれます。残りの3割を、自己負担という制度になっていますが、これも払う金額が少しで高額療養費制度もあるし、保険に月額数千円も払う必要性を感じないという意見があります。

 

3.いざとなった時貯蓄で賄う

みなさんは今まで大きな入院、手術した経験はありますか?

おそらく、持病を持っていない若い方の大半の人が経験がないか、あっても1、2回程度だと思います。

その1、2回の入院、手術費用と支払い続ける保険料を比べると後者の方が負担が大きいのではないかと思いませんか?

ようは、若いうちは病気がかかりにくいから保険に入らずその分貯蓄に回して、いざ病気になった時に、費用をその貯蓄で賄えばいいというマインドを持っている人もいるのではないかと思います。

 

 

 

一方で医療保険必要の意見もあります。

 

医療保険必要派

  1. 高額療養費制度が改悪される
  2. 先進医療が全額自己負担
  3. 老齢になったときの医療保険のありがたみ

 

1.高額療養費制度が改悪される。

年々少子高齢化に伴い、社会保証費が圧迫され、年金や医療費の負担が改悪されています。

今後も我々国民の負担が右肩上がりで、高額療養費制度も改悪させられる懸念があります。

そこで医療保険に加入していれば、こういった、改悪の政策にも対応できるので保険は必要という意見もあります。

 

2.先進医療が全額自己負担

先進医療とは簡単にいうと最先端の技術で治療をすることです。

この先進医療は、社会保険が効かず全額自己負担で、高額療養費制度も適用されません。

先進医療の治療が100万とか300万かかっても、全額自己負担となります。

また、現状では先進医療を適用しているパターンはほぼなく、数%しか利用している人がいないです。

しかし、今後、医療技術が躍進して、どんどん新しい治療法が出てきて、がんや心臓疾患等が容易に完治できる可能性があり、その時に備えて先進医療特約に加入していれば、何百万もする最先端の医療を保険で賄えるので医療保険は必要ではないかという意見があります。

 

3.老齢になったときの医療保険のありがたみ

今20代や30代で身体が心配で医療保険に入りたい人ってほぼいないのではないかと思います。

一方で、60代や70代になったときに医療保険を必要としている人はかなりいると思います。

歳をとるにつれ、がんになったり、病気にかかりやすくなります。

保険は若い時に入った方が加入期間が長いですが支払う保険料がトータルで低くなります。

これを60、70歳台から加入すると保険料がすごく高くなります。

結果的に若い時から病気に備えて保険料は安く済み、高齢になり、病気にかかった時に保険のありがたみがわかってくるのではないかという意見があります。

 

 

結論:保険は必要最低限にして貯蓄を推奨

個人的見解になりますが、社会保障が充実しており、大きな病気になっても負担が何百万もかかることはほぼなく、大した事ではないと考えます。

なので保険料の安い、若い時から保険は必要最低限にします。あとは、貯蓄をしてその貯蓄を医療費に充てれば、自己負担3割と高額療養費制度を利用すれば充分に足りるのではないかと思います。 

以上です。