ケンオーのblog

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【最高の1日の作り方】行動最適化大全

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あなたは寝る前に今日一日を振り返って最高の一日だったと思いますか?

 

エスと答える人が少数派で、仕事や人間関係や健康等で悩みを抱えたまま一日が終わってしまうという方が多数派ではないでしょうか?

 

そこで朝起きてから寝るまでの間一つ一つの行動を最適化することでストレスや悩みを解消して最高の一日にしようというマニュアル本を紹介します。

 

この本はこんな方にオススメです。

  • 早起きは何のメリットがあるの?
  • 勉強や作業中に音楽や動画に気を取られ集中できない
  • 効率のいい学習法を身につけたい

 

 

この本の著者は精神科医の樺沢紫苑先生。日本一アウトプットしている精神科医として活動しています。『学びを結果に変えるアウトプット大全』が大ベストセラー。さらに、毎日メルマガを配信し、YouTubeで視聴者の悩みや相談の解決を毎日発信するというアウトプットの鬼と呼ばれております。

 

その総集編といえる著書は、明日から行動を実践してみたいという気持ちが高まります。

この本は細部に渡り一つ一つの行動を詳細に説明され、科学的な根拠で最適行動パターンが記されています。

行動最適化したものをピックアップしましたので紹介します。

 

目次

1.朝の最適行動

  • 毎朝同じ時間に起床
  • 朝散歩は最強の健康法

2.マルチタスクで効率力UP

  • 音楽を有効活用しよう
  • ながら動画を活用しよう

3.学習の最適化

  • アウトプットとインプットを3週間継続させよう
  • アウトプットありきのインプットをしよう

4.まとめ

 

1.朝の最適行動

朝の行動が一日を決めます。その最適行動は以下の2つです。

 

毎朝同じ時間に起床

何時に起きるればいいのか?という起床時間より、毎朝同じ時間に起きることが健康のためになります。

身体のリズムを整わせ、同じ時間に寝て同じ時間に起きる。

夜ふかしや、休日に寝過ごすのはNG。体内時計がずれて、昼夜逆転の生活になり、体調不良や、睡眠不足で不健康となります。

規則的な就寝、起床時間を継続することで体内時計が整い一日のパフォーマンスが上がります。

また、起床後は、脳が冴えて、1日の中で最も集中力が高くなります。
この特性を活かし、朝に勉強や作業などのアウトプット活動することが一番効率が良くなります。

 

仕事の場面でも、夕方にかけて人間の集中力が下がるので、午前中に優先度が高いタスクを進めるのがおススメです。

 

朝散歩は最強の健康法

著者は朝散歩だけ生活習慣化させればいいとオススメしています。

朝散歩はセロトニンビタミンDの活性化体内時計のリセットの効果があります。

中でもセロトニンが活性すると、感情がコントロールされ、爽快感や幸福感を得ることができます。

さらに、朝の散歩は太陽光を浴びることで体内時計がリセットされ夜の睡眠の質を向上させます。

また、5分間の散歩だけでも効果は抜群です。歩くのが億劫な方は日向ぼっこでもOKです。

ぜひ朝散歩して気分を良くしましょう。

 

2.マルチタスクで効率力アップ

ながら作業でも効率の良し悪しがあります。

深掘りしていきます。

 

音楽を有効活用しよう

残念ながら音楽を聴きながら書類作成や計算の勉強などの頭を働かせる作業は効率が悪くなります。

これは作業や勉強に関係ない音が流れることで思考している脳に負荷がかかりパフォーマンスが低下します。

一方で流れ作業や、手先を動かす単純作業の場合は音楽を、活用した方がパフォーマンスが上がります。

実際に音楽を聴きながら家事や運動を行うとテンポよく作業が捗り、気分が上がります。

 

ながら動画を活用しよう

テレビやYOUTUBEなどの動画は何気なく見てしまい、気づいた時には2、3時間経過している経験ありますか?
その時に無駄な時間を過ごしてしまったという後悔があります。

これを解消するのが、通勤時間や運動時などの「スキマ時間」に行うことです。
通勤時の電車の中で動画を視聴したり、ランニングマシンで走りながら視聴すると無駄な時間が省かれ、2つのタスクをこなせるので一石二鳥となります。
私は通勤時は車を使用していますが、音声だけでも内容が理解できる動画を聞きながら通勤しています。
動画が終わるころには、職場に到着し仕事に望めるので、通勤時にはこの方法はおススメです。また、筋トレやランニングなどの運動時にも有効です。

3.学習の最適化

学習して知識や理論をインプットしたものの、どうやって実践していくかという行動は以下の2つです。

 

アウトプットに重点を置いて2週間継続させよう

インプットは、読む、聞く、見るという知識や情報を取り入れるものです。

一方でアウトプットは話す、書く、行動するという知識や情報を外に放出することです。

インプット3割、アウトプット7割の比率が最も効率のよい行動の仕方だと著者が主張しています。

また、アウトプットしたことろで、時間経過とともに記憶が薄れてきます。
そこで2週間に3回はアウトプットしましょう。短期間に複数回その記憶を覚えさせることにより脳は重要な情報だと認識し、いつまでも記憶させることができます。

 

アウトプットありきのインプットをしよう

インプットする。次にアウトプットするという2段階に切り分けをしないで、インプットした時点でアウトプットに転換できれば行動最適化の上級者になれます。

例えば、野球を観戦していて大谷選手がホームランを打った時、普通の人は「すごい打球だ」という感想があり、そこで終わってしまいます。
一方で上級者は、このすごい打球を明日、友人に「どうやって伝えればわかってくれるか」という思考で、説明の仕方を考えています。友人に「ホームランを見れて羨ましい
」「ホームランを生で見たかった」と、他人をこうしたいという思いが強い人程、質の高いアウトプットができます。
つまり、自分が満足(インプット)してそこで終わるのか、または、相手にどうやって説明(アウトプット)して自分の思うようにしたいか、ここまで考えておかないといいアウトプットができません。

アウトプット前提のインプットできるようになれば行動最適化の上級者になれます。

 

4.まとめ

この本を読む前は漠然と行動していましたが、読んでから毎朝5時に起床し音楽や動画を聴きながら、30分の散歩をしています。おかげで体が軽くなり、ストレスなく1日が充実した気分になります。朝の活動は1日を制するといっても過言ではありません。

また、意識して勉強や、学習時にはアウトプットを前提に取り組めば、記憶や説明力なが見違える程上達しているのが実感できました。
著書は50項目、153個の最適行動パターンが説明されています。

著書を参考に今後も行動を最適化していきたいです。